「やりたくないこと」「やりたいこと」に決着をつける

「やりたくないこと」と「やりたいこと」を書き出して,はっきりさせましたか。

次のステップは,本当に「やりたくないこと」をやらなくてもいいか,決着をつけることです。
そうすることで,やっと「やりたいこと」が明確になり実現に近づいていきます。

まだ,「やりたくないこと」を書き出してない人は,やりたくないことを見つけるワークをやってみてください。

決着をつけるとはどういうことかというと,「やりたくないこと」は一切やらなくてもいいということではありません。

「やりたくないこと」は先へ進むための必要なプロセスであったり,大事な学びであったりすることがあり,一段一段クリアしていかなければ,いつまでたっても同じ処で留まったままになります。

◆ワーク3

本当に必要ないのか,自分自身に次の質問をしてみましょう。

Q1. 本当にやりたくないのか?
やりたくないことの中で,さらに一番やりたくないことは何なのか?
例) 会社が嫌なのではなく,営業が嫌とか

Q2. 私は,次のステップに進むために,現在の経験から既に十分な学びを得たか?

Q3. もし,まだ十分な学びを得ていないとすれば,十分な学びを得るためには,何をする必要があるか?
それをいつまでにやるか。

<ワーク1の結果 やりたくないこと>

・毎日決まった時間に会社に行くこと
・常に人に命令されて仕事をすること
・時間を切り売りしてお金に変換する働き方
・時間の自由を奪われること
・お金のためだけに働くこと
・行きたくない集まりに行くこと
・お金で制限される,諦めること
・無駄なこと
・成果の出ないこと
・時間を無駄に過ごすこと

結果:
A1.
やりたくない。
一番は時間の自由を奪われること。

A2.
長い間会社員をしていて,人に使われることで毎月給料をもらえる学びは十分した。

A3.
会社員とは違う働き方を学ぶこと。

「やりたくないこと」と「やりたいこと」の間には大きな矛盾があることが分かりました。

それは,時間とお金の関係です。

お金は必要。
普通に働くと収入は, 単価 × 労働時間
収入を増やすには,自分の価値(単価)を上げるか,長時間労働することになります。

でも,時間に縛られたくない・・・時間の自由が欲しい。

そこで問題は,時間からも経済から自由になること。
その答えは,今までの働き方の中にはないことはわかります。

では,どうするか。