自己催眠
潜在意識へ働きかける方法に、「自己催眠」があります。
テレビやステージで行われる催眠術は他者催眠で、これに対して自分自身で行うのを自己催眠と言います.
自己催眠と催眠術(他者催)は根本的に違います。
催眠には「一点集中の法則」があり、他者催眠は催眠をかけている人の言葉に意識が集中していますが、自己催眠は自分の考えに意識が集中しています。
ですから、~できないという「禁止催眠」を自分でかける場合、例えば椅子から立ち上がれないという暗示をかけ、立ち上がろうとすると、立ち上がるという自分の意志が働くため、自己催眠では禁止催眠はできないと言われています。
自己催眠は、一方的に潜在意識に言うことを聞かせるようなものではなく、意識と潜在意識が同じ方向を向いている状態です。
自己催眠を行うとは、心が「良い」、「悪い」の2極に偏らなくなり視野が広がった超越した意識になり、
- 集中力
- 記憶力
- 精神安定
- 発想力
- 幸福力
と言った効能があります。
自己催眠に関して林貞年さんの著書、「潜在意識をコントロールする自己催眠術」が参考になるので紹介します。
具体的な実践方法はこちらを参考にしてみてください。
思い通りの生き方をするためには、自分自身をコントロールできなくてはいけません。
でも、人は潜在意識という自動的に働く心を抱えているため、意識的にはコントロールできないのが通常です。人前で緊張しなくないと思っていながらも、人前に出ると無条件に緊張してしまうのは、潜在意識が「自分は人前に出ると緊張する」と思っているからです。
よく、潜在意識は暴れ馬にたとえられますが、この暴れ馬を乗りこなす者が自分を征し、思い通りの人生を送れるのです。自分を乗りこなすためには、まず、内なる暴れ馬に寄り添い、手なずけることが肝心です。
いうなれば、自己催眠は潜在意識という暴れ馬を手なずける技法なのです。意識では「お金を貯めたいと」思っていても、潜在意識が「お金を使いたい」と思っていたら、あなたがどんなに頑張ってもお金は出て行きます。
意識の思いは潜在意識の力に太刀打ちできないのです。潜在意識を自分が思う方向に誘導するためには、何よりも潜在識意の性質を知らなくてはいけません。
潜在意識を無視して願いが叶うことは万に一つもないのです。そこで活躍するのが自己催眠の技術です。
しかし、書物などを参考にしても、自己催眠を手に入れることができなかったという声をよく耳にします。
それは、いままで世に出回ってきた自己催眠の解説が間違っていたということです。自己催眠に関する書籍では、自分を変えるための暗示文が記載されているものが少なくありません。
願いを叶えるための暗示文や苦手なものを克服する暗示文が掲載されている書物は一見親切に感じます。しかし、潜在意識は他人が作った暗示文では動かないのです。
自己催眠は他人にかける催眠術とはまったく別のものだということを理解してください。本書は真の自己催眠術を詳しく書いた解説書です。願望を達成するために必要な潜在意識の性質を余すことなく記述した類のない自己催眠のマニュアルです。
真実を公開されては困る自己啓発の関係者や、催眠の同業者から攻撃を受けるほどの内容です。人生は一度しかありません。
願いを叶え、なりたい自分になりたい人は、ぜひ読んでみてください。
内容をマインドマップにまとめました。
キーワード
#自己催眠