最初は海外FX
FXを始めるのに最初にすることは,FX業者に登録して口座を作ることですね。
FX業者には大きく2種類あって1つは「海外FX」もう一つは「国内FX」です。
海外FXとは海外に本社を持つFX業者で取引を行う事で,国内FXとは日本国内に本社を持つFX業者で取引することです。
国内FXは証券会社,銀行,Lineもやってます。
そこで,私たちのような,資金の少ない初心者副業トレーダーは国内,海外どちらを選んだらよいでしょうか。
条件は,1万円~10万円の資金で始める場合。
最初から100万,1000万と口座に入れられる人は,どちらでも良いと思います。
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おすすめは「海外FX」
なぜかと言うと,海外FXの方が少額の資金を大きくできる可能性があるからです。
そもそも国内FXでは,最初の最低入金額が10万円~20万円のところが多く,ある程度まとまった資金を用意しないと始められません。
海外FXだと,1万円程度でも入金できますが2万円以上だと入金手数料が無料のところもあるので,2万円くらい用意すればいいでしょう。
さらに,レバレッジといって「資金の何倍まで取引できるか」の倍率が国内FXでは25倍までに制限されています。
国内FXではレバレッジが小さいため,注文するための資金がたくさん必要になってきます。
海外FXではレバレッジが100~1000倍と大きいので,2万円でも十分取引ができます。
海外といってもWebサイトやサポートは日本語で,入金も国内銀行への振込なので,言葉の障害はありません。
国内FXのいいところ
資金が十分あり少額の資金を短期間に増やすことを考えなければ,国内FXには安全という最大のメリットがあります。
国内FXは,金融庁から厳正な審査を受けており,「信託保全」という仕組みがあります。
万が一FX会社が破綻してしまった場合でも預けた資金がしっかり返還されるように義務付けられています。
海外 | 国内 | |
レバレッジ | 100~1000 | 25 |
最低入金額 | 10~20万円 | 1~2万円程度 |
アプリ | MT4/MT5 | 独自 |
税金 | 総合課税 15~55% | 申告分離課税 20.315% |
ゼロカット | あり | なし |
アプリ
海外FXのいいことの一つにパソコン,スマホのアプリがあります。
国内のFX業者はそれぞれ独自のアプリを開発して使いやすさや便利さをアピールしていますが,操作を覚えたり慣れるのに時間がかかります。
海外FXの業者は取引に専念して独自アプリの開発は行わず,他社が開発したアプリを使用しています。
これが,みんな同じアプリを使っていて業界標準になっているので,一つ覚えれば共通で使えます。
ネットの情報が多いのも助かります。
アプリの名前は,MetaQuotes Software社が開発したMetaTrader4,もしくはMetaTrader5でMT4,MT5と言われます。
(MT5が最新バージョンで使い方は同じ)
税金
税金は儲かってから考えればいいことで,今すぐには関係ありませんが,海外FXと国内FXでは税率が違うということは知っておいた方がいいでしょう。
国内FXは,株式と同じ申告分離課税 (一律20.315%) で,海外FXは暗号通貨と同じ総合課税/累進課税 (15~55%) です。
将来大きく儲かったら,国内FXの20%が有利かも知れませんが,その頃には国内FXにも口座を持って取引すればいいですね。
ゼロカットシステム
海外FXでは,相場が急変動して損失が口座残高より大きくなった場合,「ゼロカットシステム」が働き,すべての取引は強制終了し口座はゼロになります。
資金はゼロにはなりますが,口座残高以上のマイナスにはならずマイナス分の損失をFX会社が負担することになります。
単に予想が外れて,損をした場合も同じように「ゼロカットシステム」で守られます。