トレードアイディアの例
ある日のトレードアイディアの例です。
一つ一つ順番に丁寧にやっていますが、マスターできれば瞬時に判断して早くできるようになります。
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今週は感謝祭も終わり、通常営業に戻った。
今日は月初の火曜日、明日第1水曜日は「ADP雇用統計」、第1金曜日は「雇用統計」。
(1) 各国の政策金利発表(FOMC、英中銀など)
→ OK(なし)
(2) すべてのトレーダーが手控える米に関わる経済指標
→ 今週は「ADP雇用統計」「雇用統計」
(3) 主要国(日、米、英、独、中国等)の祝日
→ OK(なし)
(4) 曜日
→ OK(週初め)
(5) 月末月初
→ 月初(注意)
(6) 自分の予定
→ OK
やるかやらないか
【結果】やる。
エントリーしたとても金曜日の夕方「雇用統計」までには決済する。
環境認識
9つの通貨を順に見て、「GBPUSD」が一番稼ぎやすいと判断したので、ここではGBPUSDを例に説明します。
GBPUSD
(1) 800MA
【結果】800MAの上。
(2) 高値安値切り下げているか、切り下げ続けているか?
【結果】高値安値を切り下げ続けている。
(3) 戻りは適度(フィボナッチ38.2~50%)か?
【結果】戻りは大きすぎたり、不十分だったり適度ではない。
【総合】稼ぎやすい環境ではない。
移動平均線を見る(テクニカルトレーダーの動向を知る)
(1) 位置関係 → ダウントレンドの正しい並び
(2) 角度 → 角度がある
(3) 密度 → 適度
(4) 方向性 → 下
【結果】テクニカルトレーダーは売りで参入してくる。
戦略
- ダウントレンドの順張り戻り売り。
- 戻りポイントに到達するまでは時間がかかるが待つ。
戦術
- フィボナッチ50%で戻り売り
- 50%まで到達しない場合、32.8%で戻り売り
- 短期逆張りのデイトレはやらない。
場所の情報
(1) 切りの良い数字
・1.340 BUY1 場所 2個 ( 1.340 / フィボナッチ 50% )
(2) サポートライン / レジスタンスライン
・1.345 SL 場所 1個 ( 抵抗・サポート )
(3) フィボナッチ(2種類)
・1.337 BUY2 場所 1個 ( フィボナッチ 38.2% )
・1.327 TP 場所 1個 ( フィボナッチエクステンション 50% )
メインのプランA、複数のプラン(B、C)
(1) プランA
1.340 / フィボナッチ 50% で戻り売り
(2) プランB
1.337 / フィボナッチ 38.2% で戻り売り
(3) プランC
上昇せず先に1.330を切り下げていった場合、プランA、Bをキャンセルして売りを検討する。
アラートの設定
プランA、B、CのラインにTrading Viewのアラートを設定する。
追い風の情報
①強いトレンドではない、②稼ぎやすい環境ではない、③場所の情報が少ないため、エントリー時には追い風の情報を得る。
GBPUSD(ドルストレート)を売る場合、米国株式市場が上昇傾向にあればよい。
15分足ベースで2~3本その傾向が続けば追い風と判断。
【追い風の参考】
・商品市場(原油、金、ビットコイン、天然資源、食糧、)原油や金が上がっていると、米ドルが相対的に下がる。(ドルで決済するから)
・原油が上がると産油国の通貨が上がる圧力がかかる。
産油国:カナダ、イギリス。
・原油が上下すれば他の商品市場も連動する。
・ロンドンは金取引の主要な市場ですので、金が上がればポンドもあがりがち。
・米国債の価格が上がる、米ドルが下がる。
米国債の価格のチャートと、米国債の金利のチャートがあり、上下逆なので気をつける。
・相関性のある通貨
円とスイスフラン、中国元とオセアニア通貨、ポンドとユーロ、ユーロとスイスフラン、ドルストレートを買うなら他のドルストレート。
ドル円とクロス円。