お金がないと生きていけないという間違った信念

月曜から日曜までの一週間。

人は毎日活動をしていますが,その活動のほとんどが,お金を得るための活動です。
お金に変換できない活動の時間は,わずかです。

私たちは,ある目的のリストを持って地球に生まれてきたと思うのです。
そのリストの中に,お金を稼ぐために毎日拘束され,解放されるのは定年退職してから。
なんて項目はないはずです。

確かに,一生懸命毎日同じことを繰り返すことが尊いという観念もあります。

生命を維持するためには,お金が必要で,そのために一生お金を稼ぐ活動をしなければならない。

それも,ただお金を稼ぐだけのために。

生命を維持ためにお金を稼ぎ続けるだけなら,もうこの地球でやることはないし帰ってもいいんじゃないか・・・
なんて思うことがありました。

地球での目的は,毎日の仕事の片手間にできるようなものではないと思います。

殆どの人は目的を果たせなくて,人生を終えている。

そんなことを考えていたら,お金に関して,ちょっと元気になるメッセージがあったので引用させてもらいます。

— 引用 —

労働するということとその対価としての金銭、今の皆さん方の社会はそれを当たり前と思い、それが普通と思い、逆にそうでなければならないという意識がつくられているために、この人間の意識によってこの仕組みがつくられています。

したがってそれを信ずる人が多ければ多いほど、この仕組みのエネルギーは強くなっていき、なおさら金銭を得るためには働かなければならない、働くことによって金銭が得られ生活が安定する、こういう仕組みが強くなっていきます。

皆さん方が理解すべきことは法則にも二種類の法則があり、宇宙の法則と人間がつくった人間の法則です。

賃金や金銭に関しては人間がつくった法則であるために、人間自身がこれを破壊させる必要があります。

金銭に依存することなく生活は本来自由に行なえること、本来は金銭のための労働ではなく、ただ楽しみ、自然と接することや人間と接することを楽しみとして、自分の個性を発揮させ、自分の才能を発揮させた喜びがあり、それがただ仕事のようになっていくこと、それと賃金としての金銭はまったく別であること、これを皆が本当に心から信ずる必要があります。

皆さん方は自分のやるべきことをすべて成し遂げるまでは、絶対に死ぬことはありません。

自分の役割や使命をまっとうしてそれでやっと人生を終えるのです。

したがって仮に金銭を手にしていない、食べ物を手にしていないからといって、それで死ぬことは本来存在しないのです。

しかし皆さん方がつくった自分の法則があります。
食べないとお腹が空いて死んでしまう、金銭がないと家賃が払えない。
こういう人間のつくった法則によって皆さん方自身が、その法則の通りに生きるようになり、その法則が皆さんを支配しているのです。

まず自分たち自身が人間のつくった法則から抜け出すこと。
法則に負けることなく本来の宇宙の法則が自分を生かすようにもっていくこと、これに目覚める必要があります。

人間のつくった法則を信ずることなく、
それに合わせることなく本来の宇宙の法則に合わせていく、
本来の宇宙の法則に合わせていれば、
お金がなくて苦しむとか食べ物がなくて飢え死にするということは一切ありません。

人間がつくった人間の法則の呪縛から逃れるように意識を変えていってください。

— 引用終わり —

生まれてきた目的を果たすまでは,死ねないんですって。

社会に出た頃は,仕事は自分を成長させるものだと思っていました。
ただ,定年まで拘束されると目的が果たせません。

若い人の価値観は,卒業 → 就職 → 終身雇用 という形から変わっていっているように感じます。

自分の毎日の活動と,お金が入ってくる仕組みは別でもいいんじゃないでしょうか。
不労所得でもなんでも。

所属や肩書の枠から抜け出せればもっと自由になると思います。

自分がこのような生き方を証明できたら,もっと説得力があってアドバイスもできますが,今はまだ,チャレンジ中です。