脳を活用する
これまで潜在意識についてお話してきましたが、ここでは脳について考えてみたいと思います。
意識はどこにあるかは見ることはできなくて、科学的にも説明できません。
物理的に存在する脳も、まだ未知の領域です。
「脳の3層構造」というモデルの考え方があります。
これは脳科学で説明されているものではなく、概念、イメージなので証明はできませんが、間違ってはいないと思うので紹介します。
脳は大きく3つの領域に分けられると言われています。
- 人間の脳
- 哺乳類の脳
- 爬虫類の脳
これは進化の過程も表していて、「爬虫類の脳」は脳幹で本能を司る。
「哺乳類の脳」は大脳辺縁系で感情を司る。
「人間の脳」は大脳新皮質で人間のみが持っている理性を司る。
爬虫類のカエル,ヘビ、哺乳類の犬、ねこと人間を比べるとなんとなくわかると思います。
脳を活用するというのはこの3つの脳をすべて活用するということです。
爬虫類の脳
この3つの中で、一番強力なのはどれだと思いますか。
大脳と言いたいところですが、実は小脳も含めた脳幹です。
あり得ないような、奇跡的な力を発揮する「火事場のバカ力」と言うことがありますよね。
この時に働いているのが、爬虫類の脳(脳幹、小脳)なんだそうです。
脳幹もですが小脳も解明されておらず謎が多く、実は大脳よりも重要と聞いたことがあります。
そうならば、脳幹を活用すればいいんだ、その方法が知りたいと思うと思います。
残念ですが以前聞いたはずなのに、いざ説明しようとすると、うまく言葉で説明できません。
見えない世界の話だったり、概念的な話だったりするので。
興味のある人は、ぜひ脳幹の不思議な力を調べて見てください。
哺乳類の脳
哺乳類の脳は「感情」の脳と言われています。
確かに、カエルには感情はなさそうですが、犬には感情があります。
嬉しいとしっぽを振って向かってきますよね。
何かを願うときは、「理性」の人間の脳だけで思うのではなく、感情を使うことがポイント。
感情を伴った思いは叶いやすいようです。
本当の願いをブロックする壁
本当の願いは魂の声、ハート声とも言います。
この願いが叶わない原因を、脳の3層構造から説明します。
最初に本当の願いのある場所は、理性の脳ではなく脳幹です。
理性の脳は、人にどう見られるかとかどれだけお金が儲かるかで判断するので、そこからの願いは本当の願いとは言えません。
第一の壁は、感情。
ここには哺乳類の脳の「恐れ」があります。
この恐れの感情で、最初の一歩が踏み出せません。
第二の壁は、理性。
恐れの感情を克服しても、次に理性の「疑い」があります。
知識が多ければ多いほど、情報が多ければ多いほど疑いが強くなり、できないとう結論になります。
ですから、イメージですが3つの脳を一つの目的に向けて協調させれば、「本能」の真の望みを感じ取り、恐れの「感情」を突破し、疑いの「理性」を突破できます。
じゃあ具体的にはどうやって?
これがまた、聞いたことはあるのですがうまく説明できません。
でも、真の声、恐れ、疑いの関係は分かりますよね。
まずは、自分の真の声は何か、恐れで諦めてはいないか、疑いで諦めてはいないかを感じてみてください。
キーワード
#脳の3層構造
#爬虫類の脳