思考は現実化する
自分がプロジェクター、映写機だと想像してみてください。
目の前のスクリーンには、プロジェクターの中のスライドや映画が映し出されています。
プロジェクターの中の情報が自分の思考で、スクリーンに映し出されている映像が現実ですね。
これが「思考は現実化する」のイメージです。
見たくない嫌な映像があって、自分の頭を右に向けたり後ろに向けても、目の前の映像からは逃げられません。
なぜなら、自分の思考が現実を作り続けいてるから。
「思考は現実化する」という言葉は、アメリカ人のナポレオン・ヒルが1937年に出版し、全世界で7000万部を売り上げた本で有名になりました。
ナポレオン・ヒルは、鉄鋼王アンドリュー・カーネギーと約束して20年かけて成功者にインタビューし続け、最終的に成功に必要なものは「思考は現実化する」という考えという結論に至りました。
実際に成功者が体験した経験則ですね。
100年くらい前の話です。
現代では、「思考は現実化する」は経験則ではなく量子力学の観点から説明されています。
論理的に知りたい人は、量子力学を勉強してみてください。
思考というのは、ここでは単に、「ああなったらいいな~」とか、「昼に何食べようかな~」という漠然とした思いではなく、体に染みついた信念のことです。
ですから、思ったことも考えたこともないと表面の意識では思っていても、信念は体の中にはちゃんと存在して生きています。
さらに、本当に強い信念は体を変えたり、奇跡的なことも起こします。
山伏がはだしで火の上を歩いてもやけどをしないのは、足の裏が鍛えられているのではなく、「火の上を歩いてもなんともない」という強い信念があるからです。
もし、1mmの疑いもなく水の上は歩くことができると思えれば、本当に水の上を歩くことができるかもしれません。
疑った瞬間に水の中に落ちそうですが。
このくらい信念は強いものなのです。
さて、ここではお金がない原因は、自分の中にあるよ~ということを認識することが大切です。
そうでないと、この先に進むことはできませんし、人のせいでも、環境のせいでもありません。
ということは、現実は自分次第ということになり、コントロールできる、変えられるということになります。
希望が持てませんか。
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