カレンダーを見る
あなたは普段どんな時にカレンダーを見ますか?
来月の予定とか、次の祝日はいつかなとか毎日は見ないかもしれませんね。
為替相場(FX) でトレードするには、毎日カレンダーを見る必要があります。
それは、今日は「稼ぎやすい日」なのか、「稼ぎにくい日」なのかを判断するためです。
もちろん、月単位の予定や週の相場の予定は頭に入っていて、その上で今日もう一度確認します。
Contents
主要国(日、米、英、独、中国等)の祝日
- 為替相場の主要国、特にアメリカの祝日
- 取引する通貨の相手国の祝日
祝日の場合、為替相場は動いていますが銀行、保険会社,投資会社といった大きな資金を動かす参加者がいないので、取引量も少なく相場が動かない傾向がありますし、取引量が少ないと一部の参加者の取引で突発的な変動が起きやすくなります。
アメリカの祝日は英連邦(イギリス,オーストラリア,カナダ,ニュージーランド)の祝日と重なることが多いです。
GBPUSD(ポンド/ドル)のトレードであれば、イギリスの祝日も注意します。
アメリカの祝日は、基本的にはトレードしない日です。
経済カレンダー
経済指標の発表もカレンダーでチェックします。
特に重要なのは
- 米国 政策金利発表 (FOMC)
- 米国 非農業部門雇用者数 (雇用統計)
この発表のタイミングでは、相場が大きく乱高下し、発表内容によってはこれまでのトレンドが変わってしまうこともあります。
また祝日と同じように取引する通貨の相手国の経済指標発表も要注意です。
例えば、GBPUSD(ポンド/ドル)であれば、イギリスの政策金利発表も避けたいところです。
経済指標の発表前は様子見で相場が動ない傾向があり、発表と同時に価格が大きく動くので損切(ストップロス)に引っかかる場合があり,基本的にはトレードしない日です。
Web(インターネット)でカレンダーを見る
外国の祝日や経済指標の発表のカレンダーはどこで見ればいいでしょうか。
カレンダーと言っても部屋にかかっているカレンダーでは分かりませんよね。
経済指標発表のカレンダーは、Web(インターネット)で簡単に見ることができます。
日本の各証券会社のサイトには、株や為替に関連したカレンダーがあります。
そこでは、外国の祝日や経済指標の発表日さらに発表内容の予測を掲載しているところもあります。
Investing.com
参考に Investing.com のサイトを紹介します。
経済指標カレンダーでは、表示させたい通貨や重要性,期間を設定して必要なもののみ見ることができます。
Googleカレンダー
祝日,経済指標を普段使っている自分のGoogleカレンダーに表示させることができます。
他のカレンダーのインポート機能を使うと自分のカレンダーに追加でき、自分のスケジュールとトレードスケジュールが一目でわかるので、今日やるやらないの判断に便利です。
参考に,Googleカレンダーに休日と経済指標を追加した例を紹介します。(自分のカレンダーは非表示)
外部からインポートする経済指標カレンダーは、マネックス証券のカレンダーを使用しています。
FOREX NOTE
すぐに見れるのは紙のカレンダーで、それもFXに特化した専用カレンダーが販売されています。
その名も、「FOREX NOTE」。
FXのトレードに必要な情報がまとまっていて、一目で1ヶ月の予定が分かります。
これが,BEST。
自分の予定
朝カレンダーを見て、祝日OK、経済指標OK、稼ぎやすい日だったので注文をしました。
午後からは楽しみにしていた友達とのドライブ。
ドライブに出かけてから、しまったトレードしていた!
せっかくのドライブなのにチャートが気になって楽しめません・・・・。
こんなことにならないように、自分の予定も確認しておく必要があります。
遊ぶ時は遊ぶ、トレードするときにはトレードに集中する。
予約注文もできますが、勝つ確率は下がってしまうので、できれば時々チャートをチェックできるかどうか自分の予定を確認してから注文しましょう。
その他注意日
経済指標発表の日以外も注意する日があります。
- 月初
- 月末
- 週末
- オプションの特別清算日(限月の第2金曜日)
これらの日は取引が控えられるので値動きがない傾向があります。