トレードアイディア
ニュースを見ていたら,「ドルが急落」。
慌てて,スマホのアプリを開いて売り注文。
間に合った。
たまたまタイミングよく利益が出たとします。
これは,本当に運がよかっただけでこんなことを続けていると、そのうち大きなやけどをします。
トレードは「事前に計画を立てて、その通りにやるもの」で、この計画のことを「トレードアイディア」と言います。
急騰,急落についても事前に、国際的なイベントや経済指標の発表を知っていれば、上げ下げどちらに振れるかは分かりませんが、ある程度予測することができます。
トレードアイディアを立てる指針で大事なことは、「常に確率の高い方を選択」することです。
相場は買いか売り、上がるか下がるかだけなので、どちらになるかは1/2の確率です。
この1/2の確率をできるだけ、高くするように一つ一つ選択していくことが市場で生き残るカギになります。
全く勉強しなくても、何も調べなくても取引アプリの操作さえ覚えればトレードは誰でもできますが、90%の人は負けて去っていくと言われているように、準備しないでトレードした結果は分かりますよね。
トレードアイディアで最初にやることは、売り買いのポイントを見つけることではなく、トレード自体を今日やるかやらないかを決めることです。
確率を上げるためには、今日は「稼ぎやすい日」なのか、「稼ぎにくい日」なのかをまずは判断しないといけません。
稼ぎにくい日に、時間や労力を使っても勝つ確率は低いので、稼ぎやすい日に集中してトレードする方が良いのです。
次に大事なことはトレードアイディアはマスターするまでは、頭の中で立てるのでなく紙に書きます。
紙とは広告の裏でも、ノートでもいいし、パソコン・スマホを使って電子的に記録しものでもかまいません。
広告の裏でもいいと言ったのは、トレードが終わればゴミ箱へ捨てるからです。
終わったトレードは、結果を振り返る必要も大事に取っておく必要もありません。
そして、トレードアイディアを立てたらその通りに実行すること。
ここで迷いや感情は必要ありません。
紙に書いてある通りにただやるだけ。
アイディア通りに注文出来て、利確、損切ができるかどうか。
簡単なようで、これができないんですよね。
様々な、思考・感情が出て邪魔してきます。
最初のうちは目の前で相場が急騰、急落して値動きが大きいとすぐに逆方向にいくだろうと思い、慌てて注文してしまいがちですが、「トレードアイディアに無いトレードはしない」というルールを自分に課して、やりたくなってもこれを守ること。
これがトレードを続けていくコツだと思います。
これからトレードアイディアを立てる手順を順に説明していきます。
すべては確率を高めるため。
Contents
確率を高める
ここからは毎日のルーチンワーク。
習慣に出来るまで続けよう!
カレンダーを見る
やるかやらないかを決める
環境認識 (9つの通貨)
カレンダーを見る ~ 環境認識までは、トレードしない日でも毎日のやります。
今日はトレードする、環境認識もした、通貨も決まった。
ここから、具体的に売り買いの行動を計画します。